さよなら、宣伝会議賞。 〜last song for you...〜

「私のわがまま、許してくれてありがとう。幸せになります」

ターゲットをふまえた上で、あえて振り抜く。

第53回宣伝会議賞・シルバー(クレディセゾン

現金??

あぁ、あのポイントつかないやつ?笑

 

すごくハッと、ビックリした。ファイナリスト作品の中でも明らかに目をひいた1つ。

 

ターゲットの項目を読めば、おのずと若者寄りなことはわかる。

だが、?を2つも使って、あたかも現金という単語自体を忘れてて過去のものかのように扱っていることや、(笑)を入れてわかりやすく煽るような文章など、ここまで挑戦的なものはまず見ないし、それをしっかりと出そうという勇気をまず賞賛

そして、そのターゲットならうまく受け止め引っかかってくれるはずだという計算と調整の元だろうなということもすごい。

 

仮に、自分が去年同じような思考回路で考えられたとしても、ここまで振り切った言葉のものは絶対に出てこなかった。 

振り切った故のインパクトであり、だからこそ目立ちシルバーにまで評価されたのだろうという結果を見て、今年はもっと自由にアプローチしなければいけないと強く思ったし、いつもカタク考えがちな者としては、気持ちが軽くなるような気さえした。

 

あくまで相手を考えつつ、フリーダムに取り組みたい。